日記的戯言

思ったことを

エンドゲームのソーを受け入れられない?

エンドゲーム の

ネタバレあります

 

 

 

 

 

エンドゲームで一番ファンが分断させられてしまっているのは、間違いなく「太ったソーがそのままの姿で最後まで戦って終わったこと」だと思います

 

残念なことにソーを好きなファンがそれを受け入れられる人と受け入れられない人の二つに分断されて、あろうことか片方が片方を罵倒するようなツイートまで見受けられる始末!!

 

なんでこんなことになってしまったのか……、、、ソーを愛している気持ちでは同じはずなのに!!!

 

 

 

そもそもなんでソーがあの姿のまま闘ったのか、

 

ラグナロクとIWを経て(少し遡ればダークワールドもか)、ソーはあまりにも多くを目の前で失いすぎた

エンドゲーム冒頭でサノスを即死させたシーンにそれが全て詰まってますよね

いくら敵とはいえそこまで瞬時に首を飛ばしていいのか…と正直ドン引きしてしまうレベル

まぁ手際が良すぎて爽快感もありはしたけど。

次は頭を狙えとあなたに言われた通りにガントレットと首を即座に切り落としました!どうや!!!という快感はあったし、、というか地面から生えてくるハルクバスターがおもろすぎた

 

まぁでもとにかく全てを一人でかかえこもうとして、でもそれをかたっぱしから失ってしまったソーを知っているからこそ責められないし、

 

それを具現化したのがあのソーの姿なんだよな、

それを乗り越えたうえで(もしくは受け入れたか共存したか…まぁそこは解釈次第です)闘ってるわけです

あと、そんなソーをバナーが奮い立たせてたのもいいよね、ラグナロク繋がりだと思うんだけど。

 

まぁそんなわけで、だからそれを背負ったまま闘っている姿を否定するのはおかしい!!!お前はソーのビジュアルしか見てないのか!!何も理解してない!!!と言われてしまうわけです

 

でもしょうがなくない?

 

だってソーの変貌は予告で一切見せられなかったんだもん

 

前情報なし!!

 

むしろなんならラグナロクで散髪したあのメチャクソイケメンなソーが無双してサノスをボッコボコにしてくれるんやろなぁと期待しながらエンドゲーム観に行ってるわけだよ!!!

 

ソーの苦しみはそりゃ理解できるけどでも頭が追いつくわけないやん!

 

求めていたものとギャップが生じちゃってるんだからしょうがないんじゃないかなぁ

 

それに、もちろんソーは中身もカッコいいけど、ビジュアルもかっこいいやん、

中身がいいけどビジュアルが求めているものじゃない!と困惑してるやつに、お前は結局ビジュアル目当てだったのかよ!!!なんもわかってねぇなぁ!!と言うのは絶対違うと思うんだよな

中身を愛する気持ちとビジュアルを愛する気持ちは両立しうるわけです

 

とにかく、あの姿のソーは事前に一切知られてなかった、どころか予告だけ見れば元の姿のソーが大活躍するのを想像したうえで劇場に行ってしまっていたということ、

 

ソーの中身も好きだけど、ビジュアルも含めてのソーが好きだったという人々も必ず一定数はいるということ

 

さらに5年後のソーが出てきたシーンは正直ギャグテイストよりに演出されており、そのイメージがついてしまっていた以上、そのまま戦われることに違和感を感じてしまうひともいるでしょ

 

 

そこらへんをちょっとは考えて発言したほうがいいんじゃないのかなぁとは思います

 

 

 

終わりです

 

 

 

 

まぁ補足というか、敢えて言うなら、ソーの心情を別の形で表現することはできたんじゃないかなぁとは思います

 

例えば、何かしらの方法で元の姿に戻ったソーが、よっしゃ俺はやっぱり出来るでと言った後に、………でもやっぱダメだわ!!!って酒に逃げるシーンを描くとか、、そんで母上に泣きつくとか。

むしろ姿が戻ったのに精神は追いついてないって感じで、十分表現できたのではないでしょうか  いやもはや二次創作やけどな。

 

まぁとにかく、ビジュアルと両立させて描くこともできたんじゃないかなぁとは思いますということです。

 

というかアントマンがバナーの発明でおじいちゃんになったり赤ちゃんになったりするシーンあったじゃないですか

僕は観てる時は、あーーあれでソーの姿を元に戻すんや、これが伏線なのかなぁとか勝手に思ってました

(まぁこのシーンは一方で、無駄にタイムトラベル機能使ってそれで笑い取ろうとしてるのはなんか違うなぁほんまにこれウィンターソルジャーとかシビルウォーと同じ監督なんか??みたいにも思ったけどね)