エンドゲーム ネタバレ有り感想 不満 微妙
MCUちゃんと全部見てます
エンドゲームに対する不満と微妙な気持ちをただただ書き連ねたもので、文章としてはゴミです
こう思っている人もいるのだと流し読みしてください、、、
なんか思いついたたびに追記します
ネタバレも有りです
ちゃんと公開日の一番最初に見に行きました。インフィニティウォーから一年、特にこの1週間はもう楽しみすぎて毎日心臓バクバク。
けど
正直見終わった後の感想は微妙、、、という感じ、、。
こんなものか!?と有り余る気持ちをぶつけたくてTwitterで 「エンドゲーム 不満 」とか「エンドゲーム 微妙」で調べてたんだけど、そしたらもうめちゃ評価高すぎん?ありゃりゃ?マジか?となってしまい…まぁそんなもんなのかな?と2日くらい置いていました。
すると、
「あれ微妙っていうやつは他のやつ見てないだろ 全部見てから言え!」だとか 「それはお前がアホ」だとか 「性格ひねくれてる」「MCU追わなくていい」とかいうツイートが2日後くらいに急増!
いやどっちの性格が悪いねん、、笑
おいおいまじかよ、、いやわしもMCU全部見たわ……そんなバカにされる筋合いねぇよ…と思い立ってしまい、勢いで書いてみました
結論から言うと
1.消滅したヒーローが「話を盛り上げる道具」でしかない
2.ガントレットの存在意義が「サノス軍の一掃」と「トニーの殺害」に落ちぶれてしまっている
3.人々が戻ってきた後の社会の描写不足
が特に不満だったのですが、
なんでそんな不満が出てくるのかというと、
なんというか、やりたい結末や やりたい展開、入れたいシーンとか結論ありきで作られている感が強すぎるんだよな
これに限る。
「ファンの望むシーン」と「やるべきノルマ」を設定してそれを目的にただただ突き進んじゃってるだけなのが
透けて見えちゃう感じ
前半はかなり良かったと思います タイムトラベルで過去作に向かう展開とかもうアツすぎた。よかったところは褒めてる人の感想でみてください。21作全部見た人にとってはご褒美でしかないのは間違いないのです。
でもいや結局インフィニティウォーのサノスには対して復讐できてないし、かといって2014年のサノスが攻撃してきたのは完全に自分らのミスやん!!AOUより酷いで、、笑しかもそんな大勢同士が地球で戦わんといてくれ、笑 とやっばりちょっと冷めた目で見てしまった
(関係ないけどヒーロー達はほとんど死なないのに、一般のワカンダ兵士は沢山殺されてるんだろうなぁ…と思ってしまう 前作のワカンダ戦でも)
指パッチンで消えた奴らは何してたんだ?という疑問も特に解消されずに突然全員出てきて、いや激アツなんだけどその…これが欲しかったんだろ??という感じが見え見えで、あまり盛り上がらなかった。自分の中ではね
シビルウォーでの対決は全員が理由があってその場にいて戦わざるを得なくなった、ってのも合理的だと納得がいったし、その人数が倍増したインフィニティウォーですら、やっぱり全員に戦う理由とその流れがあって、そういうところがめちゃめちゃ大好きだった自分としては、
今回のは、、やっぱり、戦わせたいがために出てきただけって感じよな、と。
アベンジャーズ側しかり、敵対するサノス軍しかり。
消滅した側が、復活した直後とか応援に駆けつける前に、なにかひと段落、時間割いてくれたらまだ納得もいったけどな。要するに、戦う理由とか流れを提示してほしかった。
復活させてくれたことに感謝するシーンだとか、再びサノスを殺そうと決意するシーンとか…なんでもいいんだけど ワガママだね
(まぁ敵対するサノス(2014)は彼らを殺したサノス(2018)ではないんだけどな。だからワンダのビジョンを失った怒りとかもサノス(2014)には理解できていないと感じると少し虚しさはある)
いやでも大量のサノス軍vsアベンジャーズ全員という構図を描こうとしたらこうするしかないんだよなぁ、と。そして突然一気に全員がバン!とでてくる構図がやっぱり燃えるじゃないですか。わかりますよ、
でもそれも結局ファンの望む展開、ありきで作られてるじゃないですか。
その点、IWにおいても似たような構図がありましたよね。ワカンダ戦に降り立つソーロケットグルートの。僕はあっちの方が好きでした。
散々ソーの闘う理由目的と、ストームブレイカーを手に入れる過程、更にはGOG2から引き継がれた反抗期グルートの成長までも描きつつ、かつワカンダの方もヴィジョンを守るためにやむを得ない理由があって、ピンチに追い詰められてしまっている(IWのワカンダ戦には不満がないこともないが)。
そこでの突然の登場、からのソーの無双!
(ストームブレイカーは、ヘイムダルに出来たあの移動能力すらも可能にする!!というさりげない情報すら伏線になっていたのもアツい。)
「ファンの求めている展開」と「達成すべきノルマ」を設定しつつ、そうなるように合理的な流れと激アツな展開を描けていたじゃないですか。
あれが出来たなら今作ももっと上手く出来たんじゃないですか?と思ってしまいました
(わかる人にしか通じないと思うけど、仮面ライダーの春映画チックなんだよな、、
つまり、終盤になると理由もなく全仮面ライダーが集結してきて、特に個人の思いにスポットライトが当てられることもなく、戦闘が始まっていくというお決まりパターン。
あれを、仮面ライダー達が普段ならあり得ないくらい勢揃いで戦ってる!と許容して楽しめるのか、はたまた、理由もなくしかも変身者が顔すら出してないのに突然戦われても、そんなの揃ったとはいわないでしょ…と冷めちゃうタイプの人間かという差なんでしょう…
僕は後者です。
平成ジェネレーションズforeverもそんなに大絶賛というほど楽しめなかった。でも元の変身者達が意思を持って集まってきて共同で戦うという展開の、FINALや無印、メガマックスは好き。やっぱり僕自身がそういう人間なんですね。)
最後の戦闘には他にも不満がちょっと多い…これらの不満は全部、「いやしょうがないじゃん笑」の一言で片付けられるし、おもしろいと言う人々はそれができる人なんだと思うんですけど、いや〜あの監督ならそこは乗り越えられたんじゃないのかなぁ〜〜…と…つまり勝手に期待してるだけなんですよね、すいません
最大の不満はトニーが死ぬ過程ですね
あれも「トニーが死ぬ」という結論ありきでああなっただけやん…と、、
殺し方にももうちょっとあったんじゃないですか、、
そう、「指パッチン」の目的が二転三転しまくるところもちょっと嫌いなんだよな
【追記:以下のところすいません、ガントレットの能力は「世界の人口を半分に減らす事」だけ、だと誤解していたので書き換えました】
石を集めて次指パッチンしたら死んだ全員が生き返ります!っていうのはまぁまだ問題なかったけど、
その次にサノスが指パッチンやったら他の全員がまた死ぬ!と。
サノスの目的が変わった理屈は理解できました、「半分殺して野望を成し遂げても、残った半分がまた世界を元に戻そうとする→だから今の世界は全て壊して、新世界を創造して秩序を作り直す」、ってのはすごく速攻であっさりすぎはしたけど、でもいいね、と思いました
かと思えば、え、?トニーが指パッチンしたら次は都合よくサノス軍だけが死ぬのか、、そうか、、と、なんだか分かりはするけどもやもや。
IWにおけるガントレットって、主人公であるサノスが、野望を成し遂げる上でのチカラでもあり、その過程でもある、、もっと神聖な、、話の中心であるべきアイテムだったと思うんですよね
しかし今作では、つまるところせっかくのガントレットが都合のいい道具に落ちぶれてしまってたんだよなぁ。消滅勢を復活させると言うエンドゲームのノルマの達成。またサノス軍を一掃できて、その上でトニーをカッコよく殺す理由にもなる。
でもそれだけでしかない。
エンドゲームで達成すべきだったことを全てガントレットに丸投げしたイメージ。
勿論ガントレットは超強力なアイテムだからそれを全て許容する存在ではありますけどね、、
そしてガントレットに丸投げしたことに不満を抱いているわけではない!アイアンマン仕様のガントレットとそれを装着するマーク85はめちゃくそかっこ良い!
でもだからこそそこでどうやって表現するかは割と期待していたところでもありませんか??
IWの頃のガントレットは、「強い信念を持ち、別の正義を抱いていることで、ヴィランでもありなおかつIWの主人公でもあるサノス」と言う存在を輝かせる、魅力的な存在だった。けれどもあの神聖さは失われてしまったと思います。
まぁそういうわけでガントレットの扱いとトニーの殺し方。それも残念でした。だからこそ、最後のトニーの葬儀シーンはもう泣くどころじゃない。こんな殺され方でいいのかよ…と呆然していた。トニースタークにもハートがある…とかも感動シーンのはずだったんだけどな、、
というかガントレット取られたくないならストレンジでどうにかできるやろ!とも思った (また南極にでも持っていけばええやん、、笑)
【追記 19/5/1:↓最後のセリフですが私「は」アイアンマンだ だったようです、記憶違いでした。
サノスの「私は絶対だ」に対応した、トニーのユーモアを表現しつつもアイアンマン1ラストの名シーンをリスペクトしためちゃめちゃ熱いセリフでしたね、、申し訳ありません】
最後も私がアイアンマンだ、、って言わせたいだけやろ!
ルッソ監督ってただのアクション映画を現実の延長線上にもっていく技術こそ至高だと思ってるんですよね
ウィンターソルジャーしかり、シビルウォーしかり。
ソコヴィアでヒーローが戦ってほとんど死者が出ない一方で、一般市民には被害者が出ているんですよ!と。(というかクイックシルバーエンドゲーム出る説なんだったんだ?出なかったよな?)
そしてそういうところがめちゃめちゃ好きなんですよ わかるよね
そういう面でもエンドゲームはちょっとファンタジーが過ぎるなぁ、、もっと現実的なところをみせてくれ!と思ってしまいます
死んだ人々が返ってきて世界はどう変わっていったのか?みたいな。
ちょーっとあっさりすぎない?
ファーフロムホームの冒頭にはちゃんとそういうシーン入れてくれると期待してるけどどうかな、、だって五年経った上でみんなが返ってきてしまってるんやぞ、、、その間生きていた人間は5歳歳をとって、死んでいた奴らは恐らくそのままで。せっかく前半で、人々が消えたことで社会が苦闘しつつも前へ進もうとするシーンを入れたんだからさ、そっちも描いて欲しいやん。開いた分の風呂敷は包んでくれよ!と…
まぁ僕が欲張りなんだよな。ほんまに。そんなことしてたら3時間じゃ済まないよね。
IWをパート1、EGをパート2としてもうパート3を作ってくれ!そしてその後の世界について丁寧に描いてくれよ!!インフィニティウォー三部作にしてくれ。それで満足だ。ホームカミングの冒頭でアベンジャーズが荒らした街が復興されていたように、エンドゲームでボッコボコにされたアベンジャーズ基地周辺を復興するシーンも入れてくれ。もうそれで全部解決するんだ
まーーほかにもいろんな不満もあります。ですが、そいつらはTwitterで検索したらそれなーー!!というのがザックザク出てくるので、そちらにお譲りします
ナターシャ、ハルクにキャップ、トニー、ホークアイ、ソー、クイルとガモーラ、ネビュラに、、、ってほぼ全員に言いたいことある、笑
一方でちゃんとカッコ良いシーン、燃えるシーン、感動のシーン、マジかよこれ!!!というシーンばっかりで、過去の21作を全て見た人にとってはもうめちゃめちゃいっぱい。ほんまに。
だけれど〜…だからこそ〜…全体としてはやっぱりもっとうまいことできたんじゃないのかなぁ、、と不満を連ねてみました。
大絶賛する人々があまりに多すぎたので。
まぁそんな感じです
駄文すぎました
ここまで読んでいただきありがとうございます。
最後のシーンでピーター君当たり前のように高校に戻ってたけど、ピーターとお友達はみんなそろって五年留年したんかな?